楞厳寺の裏手にあたり、ヒメハルゼミ発生地は国の天然記念物に、楞厳寺の山門は国の重要文化財に指定されています。
山頂へは関東自然歩道が整備されているのですが、急な階段道であり人工物はあまりうれしくないので、旧道から登ることにしました。

山門の脇に停めさせてもらいます。
室町時代の建立ですって。そんなのがさりげなくここにあるのがすごい!
北西に向かって歩き始めます。

最奥の民家の手前に、山に分け入る道がありました。
民家のご主人に伺ったところ、「山に入って2つめの橋の手前を左に、沢沿いに行けば仏頂だよ」とのことでした。が・・行き止まりでした。
沢を引き返し、2つめの橋を渡って100mくらい行くと、左に分岐するところがあって、そこを西に行きます。
どんどん登っていくと、やがて道は消え、とんでもない急登になります。
ずり落ちないように木にすがりながら、あえぎながら登ります。

やがて、歩道と合流します。
仏頂三角点は欠けて、赤く塗られて、歩道の上にありました。

帰りは階段の歩道をたどります。
地形図で274.9mの茗荷沢三角点は、すぐ上を通ったはずなのに見逃してしまいました。
楞厳寺の参道脇には、立葵が風に揺れていました。


このピンクの花は、何というのでしょうね。


急登では汗が噴き出し、苦しくつらいものでしたが、それだけにその後の爽やかさは格別でした。
歩行距離:5.9km
歩行時間:3時間25分