槍の穂先に二回登ったので、断面図にピークが二つ見える。


【一日目:上高地〜槍沢ロッヂ】
梓川と、登山道の脇できのこを食う猿。
横尾山荘と、山荘の前で何かを食う外人女性。
この外人にはすぐに追い越された。一日で槍ヶ岳山頂まで行ったみたいだ。
このパワーでは戦争しても勝てないな。我々は軟弱なので槍沢ロッヂで一泊。
【二日目:槍沢ロッヂ〜槍ヶ岳】
雪渓に空いたトンネルと、槍沢大曲りの道標。
ピンクの女性は山慣れしている。槍沢ロッヂでは湯を沸かしてカップラーメンを食べていた。
この先を右に曲がれば槍ヶ岳が見えるはず。ピンクの女性はずっと先で見えない。
槍と山荘が見えた。ズームすると穂先にハシゴと登山者。まともじゃないな。
槍ヶ岳山荘から見た登山道は、氷河に浸食された雄大なカール地形。
まともじゃないと言いながら穂先に取り付く。hayaさんはピンクの女性のうしろで見守る。
さっき見えていたハシゴを登る。ピンクの女性はまったく平気。
槍に三角点は無いはず。ピンクの女性が「そうですよね」とは、やはり只者ではない。
この三角点、ニセモノではないが三角点ではない、というややこしいことが後でわかった。
【三日目:槍ヶ岳〜新穂高温泉】
韓国人団体の前に登っておかないと場所がなくなるので、暗いうちからヘッドライトで登る。
やがて山頂は韓国人に占拠されてしまった。
ご来光。東・常念岳方面〜〜北東・燕岳方面。
雲海が赤岩岳〜東鎌尾根を越えて天上沢に流れ落ちていく。韓国人、調子にのると落ちるぞ。
南・穂高方面〜〜北西・西鎌尾根方面。
西鎌尾根方面は、山の名前がよくわからない。
遠くに富士山と南アルプスの北岳。直下には小槍と槍ヶ岳山荘が赤く輝く。
槍の影を見ながら撤収。
飛騨乗越から見た槍の穂。お花畑を降る。
多くの命を呑み込んだ滝谷と、いろんなお話のある滝谷避難小屋。
歩行距離:37.6km