スノーシュー体験コースは裏磐梯もくもく自然塾の主催。(まわし者ではないです)


歩き始めて40分、写真を撮る余裕が出てきた。
岩も穴も段差も、2mの雪に埋もれている。まるで巨大なスパッタ状態。
ここだけは川の流れがあるので雪に埋もれていない。
湿地帯の入口から、湿地帯に生える榛(ハン)の木の林の中へ。
このあたり、夏は近寄れない場所らしいが、スノーシューならどこでも行けてしまう。
ヤドリギの実。冬は鳥の食料になる。夏は上空になって見えにくい。
キツツキの跡。右のは、くり抜いてねぐらになっている。
丘の上から見た磐梯山。右は、夏の散策路上かな。
散策路付近にあった、ウサギとテンのバトルの足跡。テンはウサギを補食する。
右は、ウサギがかじった木の枝。ウサギの足跡はそこら中に見られる。
林の中には、さまざまな雪の造形。
休暇村に戻ってきた。
午前の部はこれでおしまい。意外に歩きやすいし、危険は全く感じなかった。
午後はサイトステーションから桧原湖へ。
林を抜けると桧原湖が見えてきた。湖上はワカサギ釣りでいっぱい。千人くらいか。
ワカサギ釣りの穴。氷の厚さをストックで測ると約60cm。
桧原湖上。
湖岸には氷が盛り上がって割れたのが見える。
冬は水位を下げて春の雪解け水の流入に備えるので、氷が歪んで割れるらしい。
50mほどの高さの急な丘にも難なく登れる。夏はヤブで登れないところらしい。
丘の上から見た磐梯山と桧原湖の展望。
雪に埋もれた橋と道路標識。
林を抜ける。
雪に隠れたレンゲ沼への道標。
右は、レンゲ沼の上を歩いて出発点のサイトステーションへ戻る。
サイトステーションから見た磐梯山。中央がえぐれているのが噴火の跡。
下図は、磐梯山噴火記念館の資料から転載。
明治二十一(1888)年、水蒸気爆発で中央の山が吹き飛び、川を堰き止め裏磐梯の湖沼ができた。
このとき野口英世は魚釣りをしていたらしい。
