

5:30、駐車場はいっぱい。700mほど下の路肩に停めた。
少し歩くと夏沢鉱泉。帰りに寄っていこう。夏沢鉱泉から槍ヶ岳が見えた。


ダラダラ歩いてあっけなくオーレン小屋。たしかに遅筋を使うと疲れが少ない。
オーレン小屋のオーナー(?)と、オーレン強清水。うまいんだな、これが。


八ヶ岳伝説。よかったら読んでちょ。

だらだら登って・2656ピークの赤岩ノ頭へ。
赤岩ノ頭から硫黄岳方向。
右は、峰の松目方面。これも八ヶ岳の一つ。左上に御嶽山、右の方に槍ヶ岳が見えた。


硫黄岳の山頂はだだっ広くて、人が多い。ディズニーランド状態。


隅の方に避難小屋。新田次郎の「銀嶺の人」の冒頭、主人公が転がり込んだのもこれに近い?
三角点には三等と書いてあるが、国土地理院の三角点と様子がちがう。御料局三角点だと。
国土地理院の三角点は約450m北東にあるはず。


硫黄岳の頂上から正面に赤岳、右には阿弥陀岳、左のギザギザが横岳。大展望。
右は、硫黄岳を下るところから見た横岳。赤岳の手前に大同心の岩壁が重なる。


大ダルミの硫黄岳山荘と横岳手前の・2795ピーク。大同心の岩壁が近くなる。
右は、大ダルミから見返した硫黄岳〜赤岩ノ頭の稜線。


・2795ピークから見た横岳。人がいっぱい。
右は、小同心の断崖。先ほどまで右の先端に人が立っているのが見えた。


鎖場は向こうとこっちがぶつかってラッシュ状態。黄色の女の子は岩にへばりついていた。
次の鎖場では、野郎が彼女の顔の前で「へ」をこく話で盛り上がっていた。


横岳の頂上。地形図の・2829とはずいぶん位置が違うな。
さっきの小同心の人がいた。夫婦で岩壁登攀していたらしい。
・2825の三叉峰で45分ほど昼寝。三叉峰からは富士山が見えた。
野辺山方面には高原野菜のビニールハウスが光って見えた。



三叉峰から引き返す。
後方の横岳は半分雲に隠れている。前方の硫黄岳も大ダルミから上が雲に隠れて見えない。


硫黄岳を通過。夏沢峠に降りる。
途中で右手に見える爆裂口。噴煙と硫黄の匂いが強烈だ。ん?



荒涼とした下山路は富士山を思い出す。やがて2500mの森林限界で樹林になる。


崩落箇所を迂回すると、夏沢峠の山小屋。
山小屋から見上げる硫黄岳は、森林限界から上が雲の中だ。


夏沢鉱泉のお風呂。タオルとお茶がついて650円。生き返ったにゃ。
成分表には「温泉の資格を有する」が、「飲用できない」と書かれていた。

ガッテンのだらだら歩きのおかげで、筋肉痛は出なかったがそれなりに疲れた。
歩行距離:16.7km