

水郡線の矢祭山驛。ひなびた良い雰囲気。


小さな踏切を渡って、久慈川にかかるあゆのつり橋へ。
あゆのつり橋から見た矢祭山。正面の尾根を左から右へ歩く。
あとで見下ろした展望場所は、左の岩場(かも)。
最後に降りてきたのは、鉄橋の向こう側あたりになる。


踏切から国道を横切り、土産物屋の間を突っ切ると階段になっている。
階段を上って左の踏み跡を行く。
踏み跡の脇に西行法師の歌碑があった。うー、読めない・・
こゝろある人にみせ
はやみちのくの
矢祭山のあきの
けしきを

歌碑の傍に咲いていたツツジ。


矢祭神社。神社の左脇に取り付きの踏み跡がある。


岩尾根の端部から見下ろした久慈川と、あゆのつり橋の遠景。
展望が効くのはここだけだった。


主尾根に乗るまでは薄い踏み跡の急登。主尾根の踏み跡ははっきりしていた。
ピークには雷神社と天道塚の石碑。
そばに咲いていたコアジサイ。


矢祭山四等三角点(382.72m)。微妙な斜面にあるのが不思議だ。
中華三昧の割り箸にかじりついていたアリンコ。


青空と風の音と鳥の声。だれもいない山頂でしばし読書。帚木蓬生の医科学サスペンスなど。最高の気分。
下山路は、三角点から東はほとんど踏まれておらず、適度なヤブ。
急斜面をすべり降りて、舗装路の切り通しの向こう側に出た。


国道沿いの久慈川。川の対岸は檜山方面。
ちょうど15:24発の水戸行きが出て行った。


歩行距離:4.2km
歩行時間:3時間56分(昼食、読書含む)
出会った登山者:なし