歩いた距離はトレイルの五分の一程度だが、晩メシが食べられないほどに疲れた。
こんな厳しい経路を完走するとは人間ワザではないと思う。
赤線がトレイルコースで、青線は岩陵のハイキング道。
青線は危険なためトレイルコースにしないと関係者が言っていた。
トレイルコースはI地点の大円地越から麓に下りて佐中あたりで登り返し、R地点で再度合流する。


左はA地点、安寺の林道取り付き。「茨城県」の文字の入った車と、チェックの人がふたり。
右はB地点の林道出口。ここから歩くことにする。


C地点、白木山への登山口。右はその先の尾根。


D地点の白木山頂には、ボランティアの方が二名。30分くらい前に最終ランナーが通過して行ったらしい。
右のミミズのようなのは、踏まれて水を吹く木の根。至る所にあった。


白木山直下の急勾配は、以前は落ち葉が積もって滑りやすいところだったが一変していた。
道標はE地点。



F地点の袋田分岐、第一関門のボランティアさん。

第一関門直近の左手下方に、パトカーが停まっていた。何かあった?

男体山頂にはいつものように大勢の登山者。きょうは男体神社の祭礼らしい。
山頂からの遠景は、右奥が持方の集落。尾根沿いに歩いて左端のピークが白木山。



H地点から大円地越に下りる経路。
I地点の大円地越からは、トレイルは麓に下るように導かれていた。


我々はトレイルコースを外れて、鷹取岩への道を行く。
J地点、曾根四等三角点でカレーうどんを煮る。

K地点、鷹取岩から見返した男体山。
右はL地点の釜沢越。ここらで少々バテ気味。


M〜N地点は湯沢源流沿いに行く。
N地点の支沢から踏み跡を登り、O地点の尾根〜P地点の篭岩山頂まで一気の登り。
篭岩山頂の武生山三等三角点と、小さく見える男体山。
バテバテで寝ころんでいると、上空でトンビが狙っていた。


Q地点の分岐から急降下。このあたりでhigashiくんのボ●靴がまたはがれた。
左、R地点で突然踏み跡が濃くなり、トレイルコースに合流した。
右はS地点の経路。


左はT地点、一枚岩への分岐点の経路。
右はU地点で沈む夕日。


左はV地点、分岐点の峠。竜神川方向に下る。
右はW地点、横倒しの木の根。登山道が崩れ落ちていて危なかった。


左はX地点、竜神川。すっかり暗くなってしまった。ヘッドライトを頼りに矢印を進む。
暗い山中にフクロウの声がする。Y地点でもう一度沢を横切る。
右のZ地点分岐で、トレイルの帰りのコースは亀ヶ淵に降りて行っていた。


1地点の分岐にあった表示は、行きのトレイル経路。分岐を左に。

X地点竜神川〜2地点までは真っ暗な急登で、非常に疲れた。
結局、ランナーには一人も出会わなかった。
歩行距離:14.8km
歩行時間:10時間20分
【補足】
完走された方の文章がこちらとこちらにあります。お疲れさまでした。