

A地点、久慈川にかかる水郡線の鉄橋。ここの河原に停めておきました。あとで山の上から眺め下ろします。
右は国道118号の奥久慈橋から見た久慈川です。これから右岸の尾根を登ります。


B地点、展望場所の岩場から見下ろした久慈川です。
中央は2008.01.26、右は2007.07.07の定点観察。季節によって微妙に違います。



右は鉄橋のズーム。さっき停めた車が小さく見えています。

C地点、鷲の巣山の山頂です。古びたTVアンテナが放置されています。

鷲の巣山の山頂から少し北東に下ったところからの展望です。
左が袋田方面、右が今登ってきた尾根です。向こうが長福山、その向こうが男体山です。


ヘビが睨んでいました。生意気なのでグッと近づいてみましたが逃げません。


倒木に栗のイガが乗っていました。
そのまま通り過ぎたのですが、「あのクリ、だれが乗せたんだろう?」「人間じゃないよ。リスじゃない?」という会話で、わざわざ戻って写真に撮りました。
あ、ヤラセではありません。

太郎山への尾根道は左のように広く歩きやすそうでしたが、やがて中央のようにほとんど伐採木でふさがれていました。歩きにくい。
その尾根道は、D地点で右のように林道で分断されていました。



ひたすら尾根道を行くと、E地点の山頂は有刺鉄線で行き止まりです。
右に回り込んで行くと航空管制のアンテナ設備が設置されていました。


太郎山の山頂は、隅から隅までアンテナ設備の有刺鉄線で囲われています。三角点もこの中です。


そんなのとは関係なく、青空にはたくさんのトンボが飛んでいました。

太郎山から井戸沢山までは、比較的歩きやすい尾根道です。
401mのピークには巻き道があって、その通りに行くとF地点の支尾根に降りてしまうので要注意です。
G地点、井戸沢山の山頂からは展望はありません。
三角点には夕日が当たっています。夕暮れが迫っていて、焦ります。

尾根道を忠実に東に下ります。
左手には先ほど通った鷲の巣山〜太郎山への尾根と、正面の樹間には男体山が見えていました。


この尾根道もH地点で林道で分断されて、ガケになっていました。
さらに尾根道を下るとヤブになってきます。
I地点の林道取り付きもガケでしたが、木の根につかまり滑り落ちました。暗くなる前に降りられてよかった。


J地点、大沢橋の袂から見返すと、山の上には三日月が出ていました。

ヘトヘトになるまで体を酷使するのは、心身に良いものです。
歩行距離:13.5km
歩行時間:9時間06分
出会った登山者:なし