羽黒山と棟峰は、昔の山城のあとのようです。こちらとこちらに、詳しい記事があります。
城址研究家の方には興味深いところかもしれませんが、私にはよくわかりません。
また、羽黒山と棟峰の間はこちらの調査報告のように、わかりづらいので注意されてください。


A地点、出雲大社の駐車場に停めさせてもらいました。
17時には閉門になるので、夏場は注意してください。
B地点、出雲大社の拝殿です。しめ縄が大きすぎ!


出雲大社わきの展望台から西を見たところです。
左写真では国道50号の坂道と、遠くには北関東道の高架が見えています。
高架は、4月12日開通する笠間西IC〜桜川筑西IC間になります。
右写真のゾウの背中のような山の右端が、羽黒山です。
ふもとのごま粒のような白い点々(拡大しないと見えない)が、これから通る平集落の民家です。


臼庭集落の道ばたに咲いていた水仙です。
まだ春が熟していない今の季節は、山歩きには一番快適です。


同じく、菜の花です。
南の方角には、吾国山が見えていました。


平集落の道ばたの水仙です。
C地点、右写真の分岐でまっすぐに行ってしまいましたが、左に行くのが正解だったようです。
民家のおばあちゃんにこの道でいいのか聞いたのですが、茨城なまりがきつくてわかりませんでした。
「羽黒山」ではなく、「お羽黒山」だそうです。


ちょっと回り道をしてしまいましたが、D地点で山道に出ました。
荒れた感じの山道を登っていきます。やがて踏み跡が薄くなり、堀切らしきものが見えてきます。
E地点、お羽黒山の山頂です。記事のとおり土塁で囲まれていました。
土塁の中央には、小さな神社が祀られていました。

お羽黒山から棟峰へは、2m以上はある笹藪を抜けて行かねばなりません。
注意していないと確実に道に迷います。気を抜いて勘に頼っていたら、だいぶ間違えてしまいました。
F地点の鞍部で、西から上がってくる明瞭な山道に出合います。
棟峰への尾根は藪がきつく、尾根を外して西から回り込むことにしました。
やがて山頂直下の堀切が見えてきます。
山頂直下に咲いていた藪椿です。

G地点、棟峰山頂の棟峰四等三角点(263.74m)です。展望はありません。

棟峰から先、H地点までは薄い踏み跡がありますが、H地点からI地点は藪がきつくて踏み跡もありません。逆廻りだったら断念していたかもしれない。
今回は引き返すわけにもいかず、磁石とGPSと地形図を見ながら慎重に降りていきます。
J地点で、左上の踏み跡から林道に転げ出ました。

時間があったらこの先の尾根を伝って臼庭集落に降りたかったのですが、17時の閉門に間に合わないとまずいので、林道を戻ることにしました。
歩行距離:7.4km
歩行時間:3時間43分
出合った登山者:なし