都室の北面尾根に、イヮウチヮの大群落があるとのことで、行ってみました。
「イヮウチヮ」と表現する理由はあとで書きます。
名馬里ヶ淵(なめりがふち)の駐車場に車を停め、淵の対岸に渉ります。
杉木立に向けて踏み跡がありますが、ガレ場の急登を登りました。
急登でふた汗ほどかくと、B地点のガケの途中で、イヮウチヮが突然姿を見せました。つぼみの親子です。
いっぱい咲いているのでガケを登れず、踏まないように西に移動し、C地点で先ほどの踏み跡に合流しました。
ふもとの桜はまだ三分咲きですが、イヮウチヮは満開です。
岩にも密集して咲いています。
D地点まで踏み跡の左右に満開でした。
ウグイスが鳴いています。自然はいい。疲れたこころを元気にしてくれます。
しばらく尾根を行くと、E地点の都室三等三角点(449.99m)に到達します。
少し読書して、西へ向かって下山します。
地形図の破線を行くつもりだったのですが、チェックを怠り、F地点で一般道に出てしまいました。
G地点で林道を北に向かいます。
X地点の山が半分に切断されていました。産廃処理場でも作るのでしょうか。
H地点からI地点は、山から切り出された雑木の枝が散乱し、道がふさがっていて歩けません。山腹を行きます。I地点からは沢歩きになり、やがて林道に合流します。
J地点にはそば屋がありました。値段は良心的で、しかもおいしかった。
ここの女将さんの話では、「イヮウチヮを宣伝すると、採っていってしまう人がいるので公にできない」ということでした。
検索にひっかからないように、「イヮウチヮ」などと書かねばならないのが残念です。
歩行距離:6.5km
歩行時間:4時間43分(昼食、読書、そば屋含む)