愛宕山は大子町と旧山方町の境界にあり、太郎山(2006.10.28)と尺丈山(2006.10.01)の中間あたりになります。茨城のヤブ山の記事を参考に行ってみました。近くには栃原金山跡があります。

閉山(休止中?)になっている、A地点の金山跡に車を停めます。

B地点には道祖神があって、そこから山道が取り付いています。
山道を行くと、やがて急登になります。心臓がトトトトと早打ちし始め、汗が噴き出てきます。とても苦しいけどいい調子。
急登の途中のC地点で見た霜柱。冬の名残です。
日差しは強いのに気温は1.5ヶ月遅れてついてくる、その位相差が今の季節の特徴ですかね。

D地点が愛宕山山頂です。清水窪三等三角点(477.17m)があります。展望はありません。

山頂から尾根伝いに降りると、E地点で林道に出ます。
林道を進むと、F地点で峠になります。F地点からはっきりした踏み跡が取り付いていて、途中道迷いしながら尾根を行きます。
三角点はピークから南東に150mほど降りたG地点にありました。上堂平四等三角点(496.85m)です。ここも展望はありませんでした。

下山は、三角点から東に急斜面を降ります。ここには薄い踏み跡がありました。
H地点付近から見た愛宕山です。

H地点からK地点へ降りるつもりが、そのまま尾根を行き過ぎてしまいました。I地点で沢に出ます。沢を下ると、J地点で林道に合流できました。林道を戻ります。
杉木立の梢をわたる風音に耳を澄ませば、いつか聞いた海の波音にも似て、なんと饒舌なことでしょう・・(ジェットストリームは今でもやってますかね)
単身寮に帰着すると、咲き始めの雪柳が夕日に染まっていました。

歩行距離:7.3km
歩行時間:4時間35分